月岡烏情の活動の履歴

月岡烏情は鹿児島で活動する歌人(短歌作家)です。そして短歌情報サイト「最適日常」のなかのひとでもあります。

  • 活動履歴
  • 作品履歴
  • プロフ
  • 短歌
2025.01アンソロジー『かたまるたまごとろけるちーず』参加
2025.01「朝日新聞」紙版(およびデジタル版/2025年1月8日付)の連載「ひと」欄にインタビュー掲載
2024.12「朝日新聞」デジタル版(2024年12月5日付)にインタビュー掲載
2024.09「NHK短歌」(2024年9月号)の連載「歌人寫眞館 わたしの投稿時代」にインタビュー掲載
2023.10「短歌研究」2023年11月号の特集記事「短歌ネプリの現在」にインタビュー掲載
2023.03ファッション誌「GINZA」(マガジンハウス)2023年4月号の特集「流行と人気」にインタビュー掲載
2021.11短歌情報サイト「TANKANESS」の企画「短歌の企画者に話を聞いてみた」でインタビュー掲載
2021.10たにゆめ杯2」選者
2021.09「歌会たかまがはら」2021年9月号にゲスト出演
2019.05短歌情報サイト「最適日常」のなかのひととして運営を開始
2004.05アンソロジー『短歌、WWWを走る。―題詠マラソン2003』参加
2024.3.12ネットプリント『静脈と花』
2024.3.12ネットプリント『よそんしんごっ』
2024.3.11ネットプリント『三月計画』
2024.3.9ネットプリント『生活とあなたの笑顔とパレスチナ』
2023.5.21ネットプリント『天空廃園令』
2022.8.7ネットプリント『烏合の衆』
2021.10.5ネットプリント『廃墟の明日』
2021.4.30ネットプリント『閑吟集』
2021.2.23ネットプリント『YASASHISA PASSPORT』
2021.2.22ネットプリント『霧中信号』
2020.12.8ネットプリント『涜神』
  • 筆名:月岡烏情(つきおかうじょう)
  • 生年:1978年(昭和53年)
  • 現住:鹿児島市
  • X(旧Twitter):ujou31

自選十首

夜にそなはる子宮こぶくろのそれはいつぱいのてふてふのがこぼれ堕ちるの

月がひとしづく落ちて鳥 かなしいがまた雨にとけて三月

ことばを捨てて花にならうとした少女、犬、あるいは木星の午后

フラミンゴ園その一羽は立ちながら死に立ちながら燃やされた夜

ひとびとがまた一斉に虹を指す黒く引き絞られた傘にて

とほく雨、その心地よき暗がりに人を殺しし人眠りゐる

羽と骨そして卵を埋めて来て鳥の木を生やすつもりの母子

天翔けるペガススの貌は継母の貌なり声は母の声なり

万国旗夜の尖塔に流れ着きそのどの国もすでに亡びき

深爪の爪噛みすぎて血塗れの口からは誰の名を零すらむ